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<臓器移植>虐待疑いの児童から摘出禁止 厚労省が運用指針(毎日新聞)

 7月に全面施行される改正臓器移植法の運用指針を検討してきた厚生労働省の臓器移植委員会は28日、虐待を受けていたと疑われる児童(18歳未満)について、どんな場合でも臓器を摘出しない方針を確認した。

 改正法では、虐待を受けた児童から臓器が提供されることのないよう適切な対応を取るとしている。これを受け、委員会は臓器提供できる被虐待児の範囲を検討してきた。

 この日の議論では、虐待とは全く無関係の交通事故などで死亡した児童でも、虐待を受けていたと判断されれば、その児童から臓器提供はできないことで意見が一致。また、臓器提供の意思表示ができる15歳以上の児童が、意思表示カード(ドナーカード)などで提供の意思を示していても、虐待を受けたと判断されれば対象から除外するとした。

 虐待の有無は、臓器を提供する医療機関が院内に設置した虐待防止委員会が、小児科学会作成のマニュアルや臓器移植委員会が作るチェックリストなどを参考に判断する。【藤野基文】

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